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なぜ?

 そもそも発端は、「きたの六花」展。金沢湯涌創作の森版画工房ギャラリーで開催された、北海道を拠点とする版画作家によるグループ展です。彼らは主に札幌芸術の森版画工房で制作する作家であり、この展覧会に伴って、湯涌の版画工房でのワークショップ、ギャラリートークが実施されました。このギャラリートークの中で、札幌で金沢の版画作家との交流展を開催したい。というトーク参加者共通の願いとして確認されました。                                      

 札幌の版画作家のグループ展は北海道はもちろん、金沢の他、東京でも開催されています。それは、札幌には版画家を繋ぐ組織が複数存在し、参加者を募って活動する実績をもっていることによります。金沢にはそのような機能を持った組織はありません。組織作りが重要とは考えませんが、つながりをもって、必要に応じてともに活動できる環境は必要と考えました。                                                                                                     

 札 幌との交流展を実現するためには、金沢の版画作家の自立的な活動実績を積むことが具体的方法と思えました。

 Kanazawa Prinrmakersは2022年12月、第一回の展覧会を開催しました。それは、あらかじめ、会場と会期を確定した上で、参加者を募る方法です。従って固定的な構成員とは限りません。将来、参加する作家が増え、大規模で多くの方々に版画芸術に触れていただける日が来ることを目標にいています。                                              

 札幌での交流展は実現できることになりました。2024年2月。「きたのはな」展として、札幌、金沢双方により20人による展覧会を開催します。                                                

 

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